痛い立ち位置

ポルノグラフィティ( 色情塗鴉 ) 痛い立ち位置歌詞
1.痛い立ち位置

作詞:新籐晴一
作曲:新籐晴一
編曲:ak.homma/ポルノグラフィティ

ねえ 純情をコインに換えて賭けさせといて
ル一レットが回り始めない
期待させられた分は取り返したい
あなたが全部惡いんだよ 會いたい

ねえ 怒ってるの?
著信は殘ってるはず
三度目は直留守だし
ねえ 理由を教えて欲しいよ
もっと叱って
何だっていいから聲が聞きたい
ネイル拭い取ったこの手で觸れさせて
遊び慣れた女を演じきれない
この立ち位置が痛いよ
言えずにいた想いが
今 私を責める
「このままじゃ哀しいでしょ?」
特別な存在になりたい
疲れた肌を眠らせて
メイクを落として
獨り寢の夜に慣れたわけじゃない

なあ どうしたんだい
街はウィ一クエンド
お前のこと
その真ん中にいるんだろ?
そう いつだって
電話の向こうはパ一ティノイズ
誰彼となく誘って誘われて
ネイル拭い取った時だけしおらしく
明日には夜の光を泳ぐ
思わせぶりが手口
銳さを增す切り口
隱せない傷口 本當は泣いてるの?
ここが迷路の入り口
タバコの灰が落ちるまで話は聞くけど
疲れたダンシングド一ル
獨りは嫌いかい?

隱す バレる 透ける
逃す 惑う 焦る 赤? 黑?
この立ち位置が痛いよ
心がずっと痛いよ
今 あなたに聞くわ
このままじゃ哀しいでしょ?
二人の距離が微妙
曝け出さない窮狀
踏み迂んで來た以上
このままじゃ掃せない
危うい戀が炎上


2.サマーページ

作詞:岡野昭仁
作曲:岡野昭仁

止めどない人の波 みんな顔をしかめてる
ビルの間を吹き抜けるのは暑すぎる街の風
夏祭り 金魚すくい 海の家 ひと夏の恋
本当ならば心が躍る最高の季節なのにね

sunshine 思い出が色褪せる ああ 青い空が憎い

今年の夏は君と過ごしたい 空調の利いた部屋を飛び出し
観覧車から花火を見よう 子供のようにはしゃごう
喜びの夏 麗しの夏 満足したら君と夕涼み
照りつける陽射しにも負けずに行こう

街は広く深い海 今日も上手く泳げない
希望にしがみついてバタ足 少しだけ進む毎日

slow down 焦らずにゆっくりと そっと 自分をなぐさめた

今年の夏は海へ行きたい 南国の風に抱かれていたい
沖まで泳ごう 波に揺られよう 君と行く白い砂
まばたきの夏 きらめきの夏 疲れたら日陰で夢見心地
帰らない 戻らない なんて呟く

sunshine 街は今日も暑くなる また 繰り返す日々

今年の夏は君と過ごしたい 足りないものを教えて欲しいよ
心のページ 更新しよう 新たな日々を記そう
夏の終わりも 未来の夏も 君とずっと一緒に居られたら
何枚も描けるよ 二人のページ 彩るのは君


3.ナイトトレイン

作詞:新籐晴一
作曲:新籐晴一
編曲:ak.homma/ポルノグラフィティ

あてもなく步いてたんだ
狂った街を出てから
どのくらい經ったのだろう
どこかにいる違う自分に會いたい

密やかな旅立ちだった
別れを告げる人もない
俺がいない事で何も
變わりはしない世界なんだし
道は途切れ 森を川を越えて
その先に見つけたものは
朽ちたステ一ション

深夜の貨物列車は
錆び付いた車輪を抱え
うずくまった格好して
闇の先を睨む
荷台に飛び乘っていた
遠くに連れてってくれよ
銳い警笛を鳴らし

お前なら知ってるだろ
地の果てはどんなもんだった?
星に手が屆く場所も
虹がずっと消えない場所も
夜が明けるまでは少し眠ろう
それまで夢の續きを話そうか
深夜の貨物列車が重い體を搖すって
靜かに走り始めた
鼓動がゆりかご
新しい景色を見たら
すぐ叩き起こしてくれよ
ずっとずっと先だろうけど